CAPワークショップ

子どもワークショップ 中学生プログラム

中学生にワークショップを行っている様子

就学前向け・小学生向けのプログラムは、プログラムが作られたアメリカ版のものとほぼ同じですが、中学生向けのプログラムは、日本の中学生のことを考慮して作成され、「中学生暴力防止プログラム」と呼んでいます。

性暴力、体罰、自分らしさなど、グループでの話し合いなどを交えて進めています。また、モノローグ(ひとり語り)により、場面を想像する手法を取り入れています。

■ タイムスケジュール

中学生ワークショップ 所要時間 内容
1日目
導入~人権とは
100分
  • 暴力とは
  • 人権(基本的な権利)とは
  • 安心・自信・自由の3つの権利
<知らない人からの性暴力> 知らない人から性暴力にあう場面 ロールプレイ
(中学生男子がバスの中で痴漢にあう設定)
  • 「いや」と言う・話す
  • 特別な叫び声
  • 護身術(セルフ・ディフェンス)子どもにできる簡単護身術
  • 性暴力の実態
<子ども同士の暴力> 子ども同士でのいじめの場面 ロールプレイ
(お金をとられる設定)
  • いじめられた人、周りの人のできること
  • 相談と告げ口の違い
  • 友だちの力をかりる
<アクティビティー> 気持ちを話す・聴く練習
まとめ
トークタイム 30分 希望する子どものみ、別室で行われます。以前あった出来事などに対して、CAPを使ってできることを主に復習します。
2日目
<体罰・~らしさ>
100分 親からの体罰の場面 ロールプレイ
  • 体罰について
  • 自分らしさについて
<話すことのモデル> 信頼する人に相談する場面
<アクティビティー> 動いて選択
自分の意見の表明、他人の意見を聞く
<知っている人からの性暴力> 知っているおとなからの性暴力の場面 ロールプレイ
  • 仲間からのプレッシャー
  2日間のまとめ・グループワーク
トークタイム 30分 希望する子どものみ、別室で行われます。以前あった出来事などに対して、CAPを使ってできることを主に復習します。

■ 料金表

ワークショップ名 所要時間 定員 料金
中学生ワークショップ 130分×2日 学校の1クラス単位 50,000円
<内訳> 基本料金…1クラス 40,000円  交通費…1チーム 10,000円(5,000円×2日)

■ 利用者の声

安心、自信、自由の権利はちょっとしたことで奪えてしまう気がしたので、自分のちょっとした言動で人を傷つけないようにしたい・・・続きはこちらから