青い空について
2017年度
2017年度は内外共に厳しい状況だったと思います。内では、事務所の立て直しと事務所の移転、実践スタッフの確保など課題を抱えたスタートでした。外においては、ワークの減少や他の団体も抱えるスタッフの人材不足などでした。このような状況の中でも、スタッフの頑張りで乗り越えることができたことは、素晴らしいことだと思います。特に、事務所についてはスタッフの総意できれいな事務所がみつかり、新たなスタートが切れたことは、意義深いことです。その新しい事務所からCAPを子どもたちに伝えていく大切さを感じる年でした。
● 収支決算報告 (単位:円)
科目 |
Ⅰ 収入の部 |
会員費 |
110,000 |
事業収入 |
4,562,205 |
その他の収入 |
139,910 |
収入合計 |
4,812,115 |
科目 |
Ⅱ 支出の部 |
事業支出 |
2,976,404 |
管理費 |
2,751,149 |
その他の支出 |
0 |
支出合計 |
5,727,553 |
● 貸借対照表 (単位:円)
科目 |
Ⅱ 負債の部 |
541,916 |
Ⅲ 正味財産の部 |
4,137,430 |
年次報告
2016年度
平成27年度中に、全国208か所の児童相談所が児童虐待相談として対応した件数は過去最多の103,260件(速報値)となり、特に、(面前 DV) について 、 警察からの通告が増加した★ 。国民や 関係機関の児童虐待に対する意識が高まったと言われているのものの、CAPワークは右肩下がり。PTA会長の事件も記憶に新しいが、「まさに知っている人」からの暴力に、「まさか」と、世間は驚きの声を上げ、震撼した。
この現状を見るに、20年もの長い歳月、私たちは「おとなワーク」で何を伝えてきていたのだろうか?「子どもに対する暴力を防ぐ」というゆるぎない信念のもと、初心に帰り活動を推し進めるためにも、昨年6月に一新した事務局体制を整えていくことも、急務と言える。
★平成 26 年度: 29,172 件→平成 27 年度: 38,522 件(+ 9,350 件)
● 収支決算報告 (単位:円)
科目 |
Ⅰ 収入の部 |
会員費 |
182,000 |
事業収入 |
4,464,612 |
その他の収入 |
62,746 |
収入合計 |
4,709,358 |
科目 |
Ⅱ 支出の部 |
事業支出 |
2,371,047 |
管理費 |
1,572,089 |
その他の支出 |
0 |
支出合計 |
3,943,136 |
● 貸借対照表 (単位:円)
科目 |
Ⅱ 負債の部 |
688,420 |
Ⅲ 正味財産の部 |
5,065,868 |
2015年度
長年にわたり慣れ親しんだ事務所を引っ越し、気分も一新、2015年度は新しい事務所でのスタートを切りました。加えて、初めて代表が交代するなど、大きな変革を経験しました。そのような中、2016年度は20周年を迎え、小学生ワーク数が減少する等周りの環境は大きく変化し、運営を継続することの厳しさを感じた1年間でした。しかし、日々のニュースでは、子どもへの虐待は後を絶たず、不幸にも命を絶たれる事件を見るたびに、CAPの必要性を益々感じる今日この頃です。そのためにも青い空がその先駆けを担えるような存在感を示したいものです。
● 収支決算報告 (単位:円)
科目 |
Ⅰ 収入の部 |
会員費 |
211,000 |
事業収入 |
5,777,007 |
その他の収入 |
396,959 |
収入合計 |
6,384,966 |
科目 |
Ⅱ 支出の部 |
事業支出 |
3,074,332 |
管理費 |
2,131,766 |
その他の支出 |
36,344 |
支出合計 |
5,206,098 |
● 貸借対照表 (単位:円)
科目 |
Ⅱ 負債の部 |
395,956 |
Ⅲ 正味財産の部 |
4,295,602 |
2014年度
これまで継続して来た学校からの依頼が減るなど、ここ数年CAPワークショップの減少傾向が続いている。社会情勢を考えると、この傾向はこの先も続くと思われる。その一方で、子育て支援に目を向けた「たたかない子育て講座」の実施や、女子大における女性キャリア講座、Break the chainのダンスによる女性への暴力防止の啓発の場の広がりなど、これまでの経験を活かした新たな試みに積極的に取り組む一年であった。
また、2012年から懸案事項であった組織・体制の変革が進み、新たな体制で動き出した。
● 収支決算報告 (単位:円)
科目 |
Ⅰ 収入の部 |
会員費 |
270,000 |
事業収入 |
5,815,969 |
その他の収入 |
941,008 |
収入合計 |
7,026,977 |
科目 |
Ⅱ 支出の部 |
事業支出 |
2,986,639 |
管理費 |
3,416,991 |
その他の支出 |
0 |
支出合計 |
6,403,630 |
● 貸借対照表 (単位:円)
科目 |
Ⅱ 負債の部 |
917,371 |
Ⅲ 正味財産の部 |
3,157,122 |
2013年度
豊島区において女性への暴力防止の取り組みで、「Break the chain」のダンスパフォーマンスを企画実施して、動画を世界に向けて配信した。セルフ・ディフェンス事業では講座を多数実施するなど、活動の幅を広げることができた1年だった。一方で、1998年に東京で初めて行政としてCAPに取り組んだ葛飾区が事業を終了することとなり、2013年度はCAPプログラムを実施する団体としては大きな課題を突きつけられる1年となった。
● 収支決算報告 (単位:円)
科目 |
Ⅰ 収入の部 |
会員費 |
229,000 |
事業収入 |
7,528,262 |
その他の収入 |
1,135,999 |
収入合計 |
8,893,261 |
科目 |
Ⅱ 支出の部 |
事業支出 |
4,733,094 |
管理費 |
4,261,725 |
その他の支出 |
0 |
支出合計 |
8,994,819 |
● 貸借対照表 (単位:円)
科目 |
Ⅱ 負債の部 |
644,540 |
Ⅲ 正味財産の部 |
2,727,429 |
2012年度
2012年度はいじめや体罰による子どもの自殺のニュースが大きく取り上げられた。そのような社会情勢に反し、CAP事業は減少傾向にあるなか、次年度に向けた新たな取り組みを行う年でもあった。他の事業では、セルフ・ディフェンス事業は実践スタッフの増員を行い、デートDV防止講座事業は豊島区の助成金を得て地域での啓発に力を入れ、活動の幅を広げる事ができた。
今年度からの中期計画では「若い仲間を増やす」という目標をかかげ、各活動で取り組み始める1年でもあった。
● 収支決算報告 (単位:円)
科目 |
Ⅰ 収入の部 |
会員費 |
229,000 |
事業収入 |
10,912,600 |
その他の収入 |
699,714 |
収入合計 |
11,841,314 |
科目 |
Ⅱ 支出の部 |
事業支出 |
6,440,537 |
管理費 |
5,015,394 |
その他の支出 |
0 |
支出合計 |
11,455,931 |
● 貸借対照表 (単位:円)
科目 |
Ⅱ 負債の部 |
1,008,115 |
Ⅲ 正味財産の部 |
2,828,987 |
2011年度
2011年度は設立15周年を迎えた。それを機にデートDV防止事業を開始。新版リーフレットを作成し、通信記念号を発行した。記念講演会という周年事業を行ったことは、団体として大きな一歩となる一年であった。一方で、経済状況の悪化も伴って次年度の事業の打ち切りの報告を受け、事業収入の確保が難しくなることを踏まえて、賃金規則の改定にも取り組んだ。
2011年3月11日以降、前期に予定した会議・研修等が後期に延期となるなど、東日本大震災の影響を受けた1年でもあった。
● 収支決算報告 (単位:円)
科目 |
Ⅰ 収入の部 |
会員費 |
220,000 |
事業収入 |
11,960,792 |
その他の収入 |
639,986 |
収入合計 |
12,820,778 |
科目 |
Ⅱ 支出の部 |
事業支出 |
8,607,662 |
管理費 |
5,714,660 |
その他の支出 |
0 |
支出合計 |
14,322,322 |
● 貸借対照表 (単位:円)
科目 |
Ⅱ 負債の部 |
1,188,180 |
Ⅲ 正味財産の部 |
2,656,104 |
2010年度
昨年度に引き続き、不況の影響かPTAからの依頼が減り、運営面で厳しい状況が続いている。その中で、今年度は助成金を得て特別支援学校でのCAPプログラムを実施した。また、NPO法人サービスグラントの協力を得てのホームぺージのリニューアル、設立以来の顧客管理のシステム化、設立15周年記念講演会の計画を進めるプロジェクトの立ち上げ、そして新事業に向けて準備会をもてたことは、これから、より充実した青い空の活動を展開していく基盤づくりとなった。
● 収支決算報告 (単位:円)
科目 |
Ⅰ 収入の部 |
会員費 |
292,000 |
事業収入 |
12,313,900 |
その他の収入 |
180,625 |
収入合計 |
12,786,525 |
科目 |
Ⅱ 支出の部 |
事業支出 |
7,906,812 |
管理費 |
5,999,280 |
その他の支出 |
0 |
支出合計 |
13,906,092 |
● 貸借対照表 (単位:円)
科目 |
Ⅱ 負債の部 |
1,107,919 |
Ⅲ 正味財産の部 |
4,195,509 |
2009年度
今年度は不況の影響か行政からの委託数が減り、事業収入は大きく減収となった。豊島区の社会貢献見本市では4回連続の出展と言うこともあり、参加スタッフも増え、今後の活力になる出展となった。例年通り、外部講師による研修を行ったが、特に、青木悦さんを昨年度の講演会に引き続きお招きし、人権研修を実施した。2011年度に予定している設立15周年の講演会に向けて、始動した。会員の方より、寄付をいただき次年度にリーフレットの作成を行うことにした。
● 収支決算報告 (単位:円)
科目 |
Ⅰ 収入の部 |
会員費 |
230,000 |
事業収入 |
12,997,400 |
その他の収入 |
653,790 |
収入合計 |
13,881,190 |
本年は、会員の方より多額の寄付を頂きました。
科目 |
Ⅱ 支出の部 |
事業支出 |
8,682,061 |
管理費 |
5,247,718 |
その他の支出 |
143,240 |
支出合計 |
14,073,019 |
● 貸借対照表 (単位:円)
科目 |
Ⅱ 負債の部 |
1,174,282 |
Ⅲ 正味財産の部 |
5,408,340 |